台風10号が日本の南海上から九州に迫っていますがタイムラインの確認はお済でしょうか。2001年以降、過去23年間の統計では、台風の日本上陸が最も多かった月は8月(23回)、続いて9月(21回)です。各企業では台風被害に備えBCP(事業継続計画)の策定と訓練、タイムラインの策定、浸水被害を食い止めるための様々な設備(土のう、止水壁・板等)の導入等の取り組みが進んでいいますが、万一、生産設備や受配電装置等が浸水した場合には、錆による二次被害の防止、早期の事業復旧の観点から災害復旧プロフェッショナルのアドバイスが有効です。
災害からの復旧で最も重要なリソースは人財ですが従業員も被災者になり当面は働けない可能性があります。次に水災被害の場合には、泥水で汚れた工場を効率的に洗浄するためのきれいな水と電力(発電機)、高圧洗浄機や除湿器等が欠かせません。こうした災害時の悩みを解決するためには、平時から災害復旧プロフェッショナル=ベルフォアへの連絡手段を確認しておくことが大切です。
もしもBCPを策定済であれば、復旧に必要なリソースとしてベルフォアが記載されているか今すぐご確認ください。また、タイムラインを策定済でしたら、設備管理担当者は気象庁が発表する災害発生予想時間の36時間前にはベルフォアへの連絡手段を関係者で共有しておいてください。
ベルフォアは毎年約100件の水災の被害調査を行っている復旧スペシャリストで、IICRCの研修を受けた認定者がお客様の万一をサポートしています。

IICRC(Institute of Inspection Cleaning and Restoration Certification)は1972年に設立された災害調査、清掃、復旧業界のための非営利団体で、これらの業界における世界的な基準、資格、認証を推進しています。